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書籍企画書

企画書を検討しました。タイトルとコンセプト、全体概要です。

1. タイトル

「思い出が生まれる瞬間をデザインする――AI時代にファンを惹きつけ、リピートを生むCXメソッド」


2. コンセプト(概要)

現代市場では、単なる商品やサービスそのものではなく、そこから生まれる体験とストーリーがブランド価値を決定します。
さらに、デジタルが人間の脳を凌駕するAI時代においては、効率的なデータ解析やパーソナライゼーションが進む一方、全感覚で感じる体験、すなわち視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚といったあらゆるセンサーを通じた感動や、自らの記憶や物語を反芻するナラティブが、他に代えがたい価値となります。

  • モノ以上の価値

    • ディズニー:
      ゲストがお土産を買うのではなく、来場先で「思い出を持ち帰る」体験設計により、全感覚に訴える魔法の瞬間を創出。

    • ANA:
      3.11の現場で、ポケモンとのコラボや777初着陸を通じ、被災地の子どもたちに未来への希望を届ける、感情と体感に根ざした体験を実現。

    • 資生堂:

      • 「自分をおそうじする」プログラムにより、心・肌・体を整え、本来の美しさを引き出す体験を提供。

      • また、肌が単なる美の要素に留まらず、人と人とのふれあいやコミュニケーションの媒介として機能する可能性を、国際的な多様性を背景に探求する実験的プロジェクト(名称は未公開)を実施。これにより、視覚や触覚だけでなく、記憶とナラティブが重なり合う新たな体験価値を提示。

これらの先端事例と、AI技術による効率性の裏で輝く人間ならではの感性・感情・全感覚体験を融合し、「語りたくなる体験」をデザインするための実践的なCXメソッドを体系化します。


3. 書籍の目的・ゴール

  • ブランドのファン化とリピート促進:
    顧客が「また来たい」「また買いたい」「誰かに語りたくなる」体験を創出する具体的な手法を提示。

  • 実践的なメソッドの提供:
    理論と現場の成功事例を融合し、誰でも取り入れられるCXデザインのフレームワーク、チェックリスト、ワークショップ手法を紹介。

  • AI時代におけるヒューマンタッチの必要性:
    デジタルが高度化する中で、全感覚体験とナラティブが、他に代えがたい顧客体験の差別化要素となる理由を論理的・感性的に提起する。


4. ターゲット読者

  • マーケター・ブランディング担当者
    → 顧客の心に響くブランドづくりと、感性に基づく体験設計を求める方

  • 事業開発・サービス設計者
    → 体験価値を軸にした差別化戦略の構築に興味を持つ方

  • 店舗・EC・観光・飲食業の経営者
    → リピーター創出と売上拡大を狙う方

  • AI時代における人間中心の体験設計に関心のあるビジネスパーソン


5. 主な内容(章構成案)

【第1章】 イントロダクション

  • 市場環境の変化:モノから体験へ

  • AI時代において、デジタルがもたらす効率性と、それを補完する「人間らしい全感覚体験」の必要性

  • 「語れる体験」がもたらすブランド価値と、顧客との共感・記憶形成のプロセス


【第2章】 理論と実践:CXデザインの基本概念

  • CX(カスタマーエクスペリエンス)の定義と進化

  • 「思い出が生まれる瞬間」を生み出すための基礎理論とフレームワーク

  • AIの進展によるパーソナライゼーションと、そこに融合する人間の感性・体感の重要性


【第3章】 ケーススタディ

3.1 ディズニー

  • ゲストが「思い出を持ち帰る」体験設計の手法と、五感に訴える事例

3.2 ANA

  • 3.11の現場での取り組み:ポケモンコラボや777初着陸を通じ、被災地の子どもたちに未来への希望と全身で感じる体験を届けた実例

3.3 資生堂

  • 「自分をおそうじする」体験プログラム:
    心・肌・体を整える一連のクレンジング体験の詳細と、参加者が実際に五感で感じた変化のプロセス

  • 肌を通じたコミュニケーションの探求プロジェクト:
    多文化のメンバーが、肌の役割を美しさだけでなく、人と人とのふれあいの媒介として再定義する試み(名称は未公開)。体験後のナラティブ反芻により、感動が持続する仕組みを提示


【第4章】 実践メソッドとツール

  • ステップバイステップのCXデザインプロセス

  • AIを活用したパーソナライゼーションやデータ解析と、人間の感情・体感を融合する設計手法

  • 実践に使えるチェックリスト、ワークショップ形式の演習、事例に基づく実践プログラム

【第5章】 施策の実装と応用

  • 自社ブランドへの実装戦略

  • デジタルとヒューマンタッチの融合による体験価値の拡張と、未来のCXデザインの展望


【第6章】 まとめと今後の展望

  • 各章の学びの整理と、今後のブランド戦略への応用

  • AI時代において求められる「全感覚体験」と「ナラティブ」の重要性

  • 読者への具体的なアクションプランと未来への提言


【付録】

  • 参考資料、インタビュー記事、ワークシート、チェックリストなど


6. 出版形式

  • 紙書籍および電子書籍
    → 幅広い読者層へのアプローチを実現


7. 競合書籍との差別化ポイント

  • 実践事例の具体性:
    ANA、ディズニー、資生堂といった世界的ブランドでの成功事例を基に、すぐに実践可能なメソッドを提示

  • 新たな視点の提供:
    「モノではなくストーリーを売る」アプローチに、AI時代における全感覚体験とナラティブの重要性を加味

  • 未来志向と多様性:
    肌を通じたコミュニケーションの探求など、先進的かつ実験的な試みを通して、今後のCXデザインの可能性を示唆


8. 著者プロフィール

著者は、ANA、ディズニー、資生堂といった世界的ブランドの現場で、「思い出が生まれる瞬間」をデザインしてきたCX(カスタマーエクスペリエンス)のプロフェッショナルです。

  • ANA:
    3.11の混乱の中、ポケモンとのコラボレーションで限定DSピカチューを制作・配信し、仙台空港で777の初着陸を実現。被災地の子どもたちに未来への希望を届ける体験を創出。

  • ディズニー:
    ゲストが語りたくなる「思い出を持ち帰る」体験の企画に従事し、ブランドと顧客との深いつながりを実現。

  • 資生堂:
    「自分をおそうじする」クレンジングプログラムの立案・実施、さらに肌を通じたコミュニケーションの新たな可能性を探る実験的プロジェクトに挑戦。


9. スケジュール

  • 企画立案・原稿執筆: 2025年2月

  • 編集・校正: 2025年3月

  • デザイン・レイアウト: 2025年3月

  • 出版・プロモーション開始: 2025年3月(AMAZON電子書籍)


10. 販売・マーケティング戦略

  • ターゲット層への直接アプローチ:
    マーケティング、ブランド戦略、サービス設計に関心のある専門家層へ、オンライン・オフラインでプロモーション

  • セミナー・ウェビナーの開催:
    書籍内容を基に体験型ワークショップや講演会を実施し、認知度およびフィードバックを向上

  • SNS・Webメディア活用:
    各事例や実践メソッドのエッセンスをコンテンツとして発信し、書籍への関心を高める

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